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​「光明 翡翠」 油彩 画布 F100 2015年

石塚雅子展

​近作と新作

2018年3月5日(月)-3月18日(日)

​10:00-18:00 会期中無休

3月4日 16:00よりプレオープン

​オープニングパーティーを開催いたします。

旧中山道文化資源再生プロジェクト「美術と街巡り・浦和」の展覧会プログラムの一環として、ギャラリー彩光舎では石塚雅子さんによる個展を開催いたします。

石塚雅子

 

旧浦和市生まれ  

1983’84, 彩光舎に通う

1986 女子美術短期大学造形科絵画卒業・卒業制作賞受賞

1987 女子美術短期大学造形科絵画専攻科修了 

1989女子美術大学造形学部洋画専攻卒業

1992ホルベインアクリラートスカラシップ奨学

 

個展:

1990’92, ギャラリーモテキ

1993  INAXギャラリー

1993, ’94  NWハウス

1995, ’96,  2001, ’03, ’05 藍画廊

1998  ギャラリー日鉱

2002, ’04 松明堂ギャラリー

1997,  2001, ’13 楽風

1998,  2010  APS、

2017, ギャラリーカメリア

 

グループ展:

1993 TAMAVIVANT ’93

1994  現代日本美術展

2001 「遠心力/求心力」浦和ゆかりの作家展 うらわ美術館、

2010 「女子美術百周年記念展」上野の森美術館、

2013 「Face to face」ギャラリーカメリア

2014 「POST 3.11祭・炎上・沈黙・そして」都美セレクション展

2016 「光明の種」原爆の図・丸木美術館

「連画のいざない」足利市立美術館

2017 Festivalde Cultura del Caribe 2017 メキシコ

「POST3.11 - Arte Japonés después del TSUNAMI」

 

1990年の初個展から無所属で毎年発表を続けている。 

彩光舎の個展に寄せて             石塚雅子

 

 

私にとって彩光舎は美大受験を目指し通った懐かしい学び舎です。当時、今は建物となった場所に小さい中庭があり、モチーフの兎や鶏が歩いている、そんなのんびりした雰囲気がありました。されど一歩アトリエに入ればそこは別世界、一心不乱にキャンバスに筆を走らせる音が却って静けさを際立たせるようで、高校三年の夏休みを過ぎて夜間部に入った私はその緊張感と皆の絵の上手さに圧倒されたものです。

アトリエには独特の匂いがありました。絵具と油の混じった咽るような、それでいて幽かな甘さを含む匂いは、のちに入学した大学や様々な教室のアトリエ、現在も同じ画材で日々絵を描きながら、未だ出会ったことがありません。そう感じるのは思い出の記憶だからなのでしょうか。あの夏から春までの特別な時間を、私は遥かな気持ちで振り返っています。

入試直前のある日、精魂尽して人物画を仕上げたときのことです。「どうしてこんな絵が描けたのだろう」完成した絵を見つめながら私は自分自身で驚いていました。私は確かに何かを掴み形とした、だがそれは恩恵のようにもたらされたものでした。その体験はやがて画家になった私の原点です。絵に導かれ目が開かれる幸福な体験でした。

 

今展は、ここ数年発表した『都美セレクションPOST 3.11』と『丸木美術館・光明の種』の作品から最新100号まで、大作の油絵を展示します。たくさんの皆さんに見て頂きたいです。

 

石塚雅子HP  http://www.ishizukamasako.com/

美術と街巡り・浦和

 

<後援> 埼玉県、埼玉県教育委員会、さいたま市、さいたま市教育委員会、さいたま商工会議所
<助成> 平成29年度さいたま市文化芸術都市創造補助金
<協賛> ギャラリー七面坂途中、(株)制作美術研究所、Gallery Pepin
<協力>アートプレイスK、うらわ建築塾、浦和宿たてもの応援団、NPO法人コンテンポラリーアートジャパン、(有)彩光舎、埼玉会館、埼玉県立近代美術館、さいたま市の美術家をつなげる会、NPO法人埼玉情報センター、さいたま市立高砂小学校、さいたま市立本太中学校、埼玉新聞社、NPO法人都市づくりNPOさいたま、柳沢画廊、楽風
<主催> 美術と街巡り・浦和実行委員会

ギャラリー彩光舎はさいたま市浦和のアートギャラリーです。

明るく開放的な空間。どなたでもお気軽に展覧会ができるアートスペースとして多くの皆様にご利用いただいております。

絵画、工芸、書、写真、現代アートの個展グループ展を開催しています。

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