studio study
須藤美沙展 Misa Sudo Solo Exhibition
星のアトリエ Art Studio on a Star
2020年6月15日(月)-6月28日(日)
10:00-18:00(最終日は17:00まで)
彩光舎美術研究所 石膏室でも展示をおこなっています。
(石膏室は授業の関係で入室できない時間があります)
須藤美沙展を開催いたします。
【作家コメント】私は宇宙の画像や宇宙関連の記事をモチーフに、紙やアクリルボードにピンで穴をあけることで描いた作品や鉛筆画を作っています。いまここに居ながら、遠く目に見えないものへの思いを馳せることができる空間を表現しようと試みています。
今回は、彩光舎美術研究所の石膏室を宇宙の何処かの星にあるアトリエに見立て、このアトリエでつくった作品を地球上のギャラリーで発表するという設定で展覧会を構成します。微小重力空間のアトリエで、作家はふわふわと浮遊しながら移動し、高い天井の窓辺にも難なくたどり着き、窓の外の銀河や星をスケッチすることができるでしょう。絵をじっくり描くときには、身体が反動で動いてしまわないように下半身を固定する必要がありそうです。日常とは異なる環境下での創作活動の可能性を探り、「宇宙でつくった作品」の展覧会を通して、遥か遠くのものから身近なものまで色々と思考を巡らせてみたいと思います。
須藤美沙 Misa Sudo
群馬県生まれ 埼玉県在住
2007 埼玉大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了
主な展覧会
2014 「トーキョーワンダーウォール公募2014入選作品展」東京都現代美術館(東京)
2015 「TWS-Emerging2015【第3期】フォールスカラー」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2015 「シブヤのタマゴ さよなら区庁舎」旧渋谷区庁舎(東京)
2016 個展「SPACE TRIP」S.Y.P Art Space(東京)
2016 「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ2016」旧五十嵐邸(静岡)
2018 個展「In My Room,Into SPACE」S.Y.P Art Space(東京)
2019 「野良のつきあたり」STUDIO ISSEI(東京)
須藤美沙website https://www.misasudo.com/
トークイベント 6月20日(土)18:30-20:00
ゲスト 野口玲一氏 (三菱一号館美術館上席学芸員)
会場 彩光舎美術研究所 石膏室
野口玲一 Reiichi Noguchi
三菱一号館美術館上席学芸員。東京藝術大学大学院修了。1993年から東京都現代美術館、96年から東京藝術大学大学美術館の学芸員として、日本の近現代美術の展覧会を企画。97年から開催される地域アートイベント「art-Link上野-谷中」実行委員。2004-10年、文化庁勤務。芸術文化調査官として在外研修、メディア芸術祭などの事業に携わる。「DOMANI・明日」展企画(2005-10)。2011年より現職。「浮世絵」展(2013)、「画鬼・暁斎」展(2015)の企画を行う。
*新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い、状況により予定が変更、入場制限を設ける可能性があります。変更があり次第WEBサイト等でご案内いたします。
ギャラリー彩光舎はさいたま市浦和のアートギャラリーです。
明るく開放的な空間。どなたでもお気軽に展覧会ができるアートスペースとして多くの皆様にご利用いただいております。
絵画、工芸、書、写真、現代アートの個展グループ展を開催しています。